本番5分前! 絶体絶命な彼らの華麗なる決断 登場人物

柴田 奈々

今回の主役。ドラム&パーカッション担当
「ケーキのたま」東京中央店でアルバイトとして、生ケーキの発注と展示ディスプレイ、手書きのPOPを担当している。
ディスプレイと手書きPOPでは、社内のコンクールでも入賞するなど、店長も一目置いているが、生ケーキの発注では桁間違いや発注自体を忘れるなど、本社にも呼びだされる常習者として社内でも有名。
バンド・ミラクルには、ゲームセンターで太鼓ゲームをやっているところを、リーダーの青沢にスカウトされた。
青沢が長期出張で不在のため、代わりに臨時マネージャーとしてコンサートの手配をするが…

仲 あゆみ 

キーボード担当。
奈々と同じ「ケーキのたま」東京中央店でアルバイトし、奈々の親友でもある。
名門大学出身のお嬢様で、「ケーキのたま」に正社員として就職したいと思っているが、両親からは反対されている。
高校時代にクラシック・ピアノのコンクールで入賞した経験があり、
元々キーボード担当だった明美が大ケガを負った事で、奈々に頼まれて代役を務める事になった。

鈴木 空

ギター兼ボーカル担当。
バンド・ミラクルをリーダーの青沢と2人で結成した初期メンバーで、プロ志向が強くプライドも高い為、自分がこのバンドのスターであり、自分のおかげでバンドが成り立っていると言ってはばからない。
自分は将来ビッグになる、気に入らないならいつでも辞めてやると言い、メンバーと対立する事もしばしば。
「みんなで楽しく音楽をやる」というバンドの方向性に不満を持っている。

鬼塚 宇宙

ギター担当。
本職は電気配線職人をしており、壊れたアンプの修理までしてしまう。
同じくギター担当の鈴木の事は実力は認めているがソリがあわず、いつも対立している。
キーボード担当だった明美に建設現場のアルバイトを紹介した結果、大ケガをさせてしまった。
音楽への想い、聴きに来てくれるお客さんへの想いは強い。

野木 稔

ベース担当。
口は悪いが鬼塚の事を「鬼兄ィ」と慕っており、メンバーのつなぎ役になりたいと思っている。
奈々のコンサート準備不足を見かねて、「親友」だという知り合いのイベントプロデューサー・狩野を紹介するが…

押谷 英明

ボーカル担当
奈々いわく「眠れるボーカル」と言われるほど、起きているより寝ている時のほうが多く、練習スタジオのソファもベッドとして使用している。
いつも帽子を目深にかぶり、口数は少ない。
遅刻の常習者で、果たして今回はコンサート本番に間に合うのだろうか?

青沢 茂人

バンド・ミラクルのリーダー。
鈴木と2人でバンドを立ち上げたが、今回は長期出張で練習に参加出来なかったため、出演はしない。
大学で講師として『インバスケット思考』を教えており、解決編の主役として各案件を処理していく。
※ 読者の方は、青沢になり切って案件処理に挑んでください。

狩野 友昭

今回の重要人物。
野木が「親友」と紹介したイベントプロデューサー。
果たして、本当にお金を持ち逃げしたのか?
奈々との関係は…?

金田 君夫

「ケーキのたま」東京中央店の副店長。
奈々の事を可愛がっているが、今回はコンサートに呼ばれず少し怒っている。
実は、案件解決に重要な役割が…?